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2007.09.30

[ラグビー]フィジーの復活

いやあ、日本-カナダ戦の感動を超えたね。これは。

なんだったんだろうフィジーは。
ジャパン相手のときはほんとダサくて、なんの魅力もなかった。だから負けたのは悔しかったんだけど。

決勝進出を懸けたウェールズとの一戦、まったく別のチームに変身していた。
とにかく実にしっかりとしてラックを連取して、スペースを作り出す。ディフェンスも組織的でタックルも外さない(スクラムは、まあちょっと)。

ラスト6分前くらい、インターセプトからドライを取られて逆転され、もう万事休すかと思ったら、まったく集中力を切ることなく、デラサウの素晴らしいランからトライを取り返した。最後のディフェンスでSOニッキー・リトルがケガで退場、それでも切れることなく守りきり、奇跡のアップセットを成し遂げた。決勝進出は第一回大会以来のこと。毎回面白い試合をしながら予選敗退していたフィジーが、やっと念願を果たした。

ジャパンだって、最後は凄かった。
カナダ戦でタックル数120(カナダ87)、それを91%決めた。ウェールズ戦のように内を抜かれることもなかった(外やられたけど)。まあカナダが単調だったんだけど。
だがしかし、それでも勝てなかった。アタックのバリエーションが少なすぎた。

国を挙げて、やるべきことを全てやりつくさなければ、世界では勝てない。


フィジー-ウェールズ戦 JSportsでは今日と明日再放送があるので、ぜひ。

今頃スヴァもナンディもシンガトガも大騒ぎだろうなあ。フィジーおめでとう!

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