ラルフを待ちながら
ソフトバンク・パブリッシングから三人の本が出るよイベント。
ロフトプラスワンには、平日の19時だというのに満員の観客。
ラルフ遅刻。そのままスタート。
まずは井上トシユキ、梨元勝とSBP編集者・伊藤氏と登場。
芸能レポーター裏ネタその他で快調に喋り散らす梨元氏、ときおり井上氏のお気に入りの女性の話もばらそうとして相変わらずですな。還暦なのに。
おもしろかった。
ラルフは、こない。
続いて…
フェルディナント・ヤマグチ氏登場。
パワーポイントを駆使し(誰かに作らせたらしいけど、しかも操作してたのは編集者)、自身の実践する恋愛ポートフォリオ理論を堂々のプレゼンテーション(妻子持ちなのに)。今年の注目株は「ニート」だって。
実はここから先が本番で、観客からの質問がいちいち面白い。みんな投資用語をうまく使って色恋の話を突っ込むんだよ、大したもんだよなあと感心していたら、あのとしゆき(は犯人じゃない)氏の質問
「学生時代は一人の女性とずっと付き合っていたそうですが、ポートフォリオ恋愛するようになったきっかけはなんですか」
これが、かいしんのいちげき。
やまぐちは しんでしまった。なさけない。
でも語りましたよ悲しい恋の物語を。全てを注ぎ込んで絶対結婚するんだと思っていた女性(聖心)が、なんと二股かけてて、アルファロメオの慶大生に持っていかれたと。
その日から俺は狂ったと。
人に歴史あり。面白かった。
ラルフは、こない。
休憩時間をはさんで今度は井上氏・ヤマグチ氏・編集者でフリートーク、そのうち出演予定のなかったきんたま氏・東京kitty氏・中島ひな嬢と舞台上の面子が増えてきたのは、あきらかにラルフ不在を何とか乗り切ろうという流れであった。
最初のうちは井上氏がラルフとはじめてあったときの話とか、ひな嬢のメガネフェチ話など、なかなか面白いネタもあったんだけど、準備してあった大方のネタは使い果たしてあったわけで、持つはずがない。
観客の間には「全員が投手の野球」を見るような苦痛がじわじわと流れ始め、出演者たちの苦悩もまた伝わってくる。やばい。
ラルフは、こない。
もともと酔っていたきんたま氏ついにステージで寝る。切れる井上氏。ときどき(笑)は取れるものの、静かに凍っていくロフトプラスワン。
ラルフは、こない。
結局最後まで山本ラルフ一郎は姿を見せなかった。
来場者には帰りの精算時に「チケット」が配られ、次回のイベントなどでこのチケットを元になんらかのバックをするかもしれない。とのことだったが、どうなるかは分からないと。
それにしても、どうしちゃっの、ラルフ?
(のちに偏頭痛で意識を失って山手線で座ったままぐるぐる回っていたことが判明。おだいじに)
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