ターミナル
年末、六本木ヒルズで見てきた。
スピルバーグが大作路線に戻る前に、もう一度トム・ハンクスと組んで送り出した落語の人情話的な小品。本人は911の影響を口にしていた。
しかしこの人情話の小品のために空港をフルセットで組んでしまうのがやはりアメリカ、やはりスピルバーグ。役者は片っ端から芸達者だし(キャサリーン・ゼタ・ジョーンズの成熟した…けどちょっとダメな…女性の美しさが印象的)、スピルバーグの演出もそつないのだが、まあ淡白といえば淡白で物足らない人もいるだろうな。そんなに大笑いするところも、手に汗握るシーンも、泣くところもありません。でもそれなりの満足をくれる、そんな映画。
これから見る人は照明ご注目を。素晴らしいですよ。反面、ジャズの使われ方が淡白すぎるのが難点といえば難点か。
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