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2005.01.17

OZ(100s)

前作、中村一義名義の『100s』は、ボーカルとバックバンドによるヒット曲集(一応「旅」というコンセプトはあったのだが)という色彩が強かったと思う。中村君も100sのメンバーの個性を引き出しつつ自分の世界を展開する、というセッション的な要素が強かったような気がする。それで充分傑作だったのだが。

今回は違う。

OZ
OZ
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100s
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言ってみればこれは100sメンバーの中村化計画。音ががしっと塊になって迫ってくる感じ。『金字塔』→『ERA』で見せつけた「孤高の天才の精神世界」の中に、、伝説の自宅スタジオ「状況が裂いた部屋」の中にメンバー全員を引き釣りこんだ上で生み出された傑作だと思う。

でもさ、ファーストにしてベストというのはウソだろう。まだまだ未開拓の未来のあるバンドだよ、彼らは。

2曲目『A』の「飛び立つ瞬間が今日さ、自分を行け行け!!」というフレーズがとても気に入っているのだけど、これってピンク・フロイドだよね。『おせっかい』の中の山登りがどうしたこうしたという曲。

ミックスが大変凝っているので、ぜひヘッドフォンで聴いてみて下さい。


おせっかい
おせっかい
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5 星が5つくらいでは足りない
5 年を取っても新しい発見がある
4 傑作

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中村一義が率いるバンド、100sの1stアルバムが、 先月1月13日に発売された。 もう何度も何度も聞いている。 間違いなく名作、名アルバムだと言えるだ... [続きを読む]

受信: 2005.02.15 10:27 午後

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