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2004.12.12

でも、ありがとう。と礼を言う木村氏 と、フロントに立つ隊長

週刊!木村剛 : 切込隊長、本当に残念です。でも、ありがとう。

と、礼を言いつつ、訴訟に踏み切るのかなあ。
隊長の文章はかなり巧妙に訴訟対策がされているように見えるが、どうなんだろう。それとも落合氏を訴えるときの材料にしか利用しないのか。

で、隊長は、


そもジャーナリストとはいかなる職業か

確率論的に言って多くの人がリスクを取って一次情報を流し始めればネットは新しい世界を拓くことになるかもしれないと思うが、一方でそんなことしてもリスクばっかりでちっとも喰えない。喰えないシステムは最悪なシステムである。だから、喰える私が私の責任の範囲内でやっているのがジャーナリズム(笑)であり、このちっこい界隈のフロントランナーとしての役割だろうと勝手に判断してやっているので笑って見ていただいていて何の問題もない。
まあ予想通りの意思表明というか。R30::マーケティング社会時評: プロのジャーナリズムとは何かについて考えてみる・その1のなかで
なぜなら、普通これだけのレベルの記事を書き続けようと思えば、片手間ではできない取材の手間がかかるわけで、一生食っていけるだけの現金がある金持ちが道楽としてやるならともかく、普通はまず「継続」し得ない。
とあるように、こういうことは、現時点では資産と能力と経験と人脈のある自分にしかできないので、とりあえず、逝けるところまで逝ってみようかということなのだろう。

それにしても思い出すのは『就職戦線異状なし』という、映画にもなった本に出てくる一節で、南米だがどこだかのジャーナリスト(映画監督だったか?)の言葉として引用されているフレーズだ。


ジャーナリストというのは職業じゃない、
あれは逃げだよ。
君もそのうち分かるよ。


さてどうしたものか。どうなるものか。

※参考リンク


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コメント

トラックバック&拙文のご紹介ありがとうございました。つか、あれで訴訟できるんかしら?O氏対策にだけ使うとしたらかえって卑怯だよなー(また嫌いになっちゃうぞー)みたいなきもちです。
隊長の一次情報がどのくらいの信頼度があるかはわたしなんかから見たら神のみぞ知るレベルなんですが、ちょっとした「ノブリス・オブリージュ」を感じました。逝けるところまで逝くのでしょうか・・・?

投稿: ぶん | 2004.12.12 04:57 午後

木村氏がばたばたしてくれたおかげでいろいろ見えてきたわけで。その意味では偉い人だと思いますよ。

まあ見物しておきましょう。

隊長はノブレスというより「厨房オブリージュ」かもしんないですね。ははは。

投稿: さいもん | 2004.12.14 07:28 午後

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