切込隊長による木村剛の「マスコミはいつもこんなに酷いことをするんです」キャンペーンのみどころ
庶民は怪文書流さないのはもちろんのこと、庶民てのはさ、疲れるんだよ。
ここ大事なところだから諸君しっかりメモってな。ある賢い人からの受け売りなんだけどね。
エリートってのは、疲れない。
庶民は疲れるの。生活に。
以前の育児問題のときにも思ったんだがエリートである木村氏にはここのところが全く分かっていない。
育児問題に取り組む以前に育児で手一杯の人のことを庶民というんだよ。
「運動」を起こすほど暇でもタフでもないんだよ。自分の生活で手一杯なの。庶民ってのは。
お互いの悩みを話し合ってノウハウ交換して勇気を貰って言うコミュニティの機能については全く否定しないが「運動」をやれるタフさと余裕のある庶民なんて数えるほどしかいないし、それはもう「市民」だろ。「市民運動」だよ。
仮に庶民がマスコミにボコにされたって、暇でもタフでもない庶民がブログでそう簡単に一矢報いるなんてことにはならないし、そもそもこの話、日本振興銀行とはまったく関係ないだろうと。
あんたみたいなエリートと、庶民の話を一緒にしないでくれ。
「ブログはマスコミに報いる孤独なエリートの一矢だ!」ならノープロブレム。
木村氏はエリートとしてマスコミと戦うがよろしがな。
FJとか言う自分のマスメディアも持ったんだし。月刊木村剛だって本屋で売ってるんだし。
そこまで言うならマスコミ逆取材して怪文書の記事がかかれるプロセスについて解明するというのはどうだ。
庶民にはとてもできないパワープレーを見せてくれ。
そのほうが庶民は喜ぶよ。はい、ネタは怪文書に決定。
木村氏がここまで激怒する背景には、おそらくこのFJに対する既存マスコミの嫌がらせでもあったんじゃないかね。うちらのシマ荒らすんじゃねえと。例の日経金融の記事とかな。
とまあ、この辺で止めとくけど、そういえば以前木村氏のこのエントリ 「広告の奴隷」から「広告の主人」へ [コラム] に対して
そして、消費者を「広告の奴隷」という言葉で表現してしまう感性には「消費者は愚かで保護すべき対象」と見なしてきたこの国の行政と重なるところはないだろうか。と書いたことがあったっけな。このようなメンタリティを持つ木村氏が「庶民」などという言葉を使うことにすんげー違和感があると、僕の言いたいことはそんだけ。
※追記
松永さんの指摘この人はやはり凄いな。なんと分かりやすい解説であることよ。
でもここまで分かりやすく「タダで」教えてやることもないんじゃないか、なんて、いや大きなお世話だそれは。
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コメント
『「週刊!木村剛」は、私や私の仲間たちによる個人的なメッセージメディアです』
あ、あれ、こんなセリフ、どっかで聞いたような気が...
検索エンジンのなんとやらをC-*etのblogに書いていた人だったかしらん?
やっぱり、エリートって凄いですね。
投稿: けろじぇったー | 2004.11.02 08:44 午後
ああ、あのエセ*サーチエンジンの方ですね。
エリートですねえ。
投稿: さいもん | 2004.11.02 09:56 午後
以下リンクしておきます。
お買い物と散歩の日常: ブログvsマスコミはやめませんか?
http://ayabun.air-nifty.com/nichijo/2004/11/vs.html
Doblog - そもそも無題ですが何か?(仮題) -記事の配信=「ジェンガ」を積むことに似ているかもと妄想する(下書き)
http://www.doblog.com/weblog/myblog/15765/657864#657864
投稿: さいもん | 2004.11.07 03:52 午前