作り手としてCCCDを拒否する…ファイブ・ディー代表佐藤剛氏のインタビュー
ファイブ・ディー代表佐藤剛氏のインタビュー
中村一義の大ファンである僕は、彼がいつCCCDを出さなきゃ行けない羽目になるのか、怯えていた。
経営のことを言うのであれば、違法コピーによって失われてる利益っていうのは確かにあると思うんです。でもいまそれを取り締まろうとして、そのせいで本来の良心的な音楽ファンを疑うような立場には絶対立ちたくないっていうだけの話で。
悪い人が1人か2人いるからっていって、みんなに「悪いことするなよ!」なんて言うのはイヤですよね。悪意を持ってやってる人もきっといるんだろうし、だからこんな問題になってるのもわかるんだけど、それを変えていくためには、相手を信じて、とにかくいい音楽を作るしかない。もっと感動したり、おもしろいって思われるものをどんどん作っていくしかないわけです。そしてそれに出会った人が「これとってもいいからCD買おう」とか「コンサート行ってみよう」と思うことによって、ぼくらには何らかのものが還元されるんですよ。
そんな日が来ないことが、このインタビューでよく分かった。
ありがとう佐藤さん、ありがとうミュージックマシーン。
ということでそろそろ次回作期待しています>中村君。
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